ようやくスポーツダイバー講習１日目

無事　天気予報に惑わされること無く講習決行

市内を出発後　雲行きの悪さと　雨粒の洗礼や　たなびく木々たちを他所に　２回目の下田小田床に到着すると・・・
そこは薄い雲はあるものの所々晴れ間も覗き　海もベタなぎに近い状態



前回来た時より水中の視界は悪いものの　今回の講習の目的からはベストコンディションである

目的とはＢＳＡＣで規定するスポーツダイバーの習得スキルである　コンパスナビゲーションとロープワークを含む水中作業の講習だ

コンパスナビは文字通りインジケータに付属のコンパス（方位磁針）を使って目標物までの移動と　自分の遊泳行動を安全に行い　かつエキジット（陸上）位置を把握するためのもの


ここで　やらかしてしまった！　コンパスと自分を過信し過ぎて目標物を見失い　ひたすら先まで泳いでしまった・・・
どうりでマーカーを設置したときより水底の地形が違うし　泳ぐ距離も長いと思った＾＾；

なんとか　コンパスナビも慣れ　次にロープワークに進む

事前に現場に到着後　陸上で結び方を習っていたので　もたつきはしたもののマーカーブイとウエイトに　もやい結びとシングルチェーンを用いて水中作業も完了

たかがロープを結ぶだけでこんなに時間掛かってたら　水中作業員にはなれんな・・・
プロの作業員のスキル恐るべしっ！


このもやい結び　ダイビングで使うロープワークの基本とのことなので　一応ご紹介
（ここに記載するのは結び方の一例であり　他の結び方もあります）

（１）　ロープを持つ


（２）　手前に輪っかをつくる


（３）　作った輪っかの下から手前に端を通す


（４）　通した端を手前のヒモ下から回す


（５）　回した端を最初の輪っかに通す


（６）　手前のヒモを引きながら端を引くと結び目が締まって完成



作業や捜索物回収に限らず　インジケータや水中カメラ、水中ライトなど　手になにかを持つという行為は　水中では本当にジャマくさいものであるので　どうせやる作業なのであれば　各自やり易い方法を試してみることが一番慣れが早いと思う

尚、固定具やリングなどに通すときに　このように持ってから作業するとし易いかも



【さらに各種ロープワークのご紹介】

ここのはキャンプなどのアウトドアにも使えるものがあります
http://www1.ocn.ne.jp/~tatsujin/ropework/

ここのはメディアプレーヤで再生できる動画で結び方を見れます
http://www.bgf.or.jp/lesson/rope_top.html


さて　次はボートダイビングとディープダイビングの講習だ
待ち遠しいぞっ！！


あ　いけね　風呂桶からウエットスーツ出して水切りせねば・・・